しんゆりシアター音楽劇「ベッカンコおに」

おにっていったいなんだろう?

昔むかし、山の奥の笛吹峠にとてもおかしな顔のおにが住んでいた。まるでアカンベーをしているような顔で、森の動物たちには笑われ、おにを恐れる里の人間からも「ベッカンコおに」(ベッカンコ=アカンベー)と、からかわれた。ある日ベッカンコおには、猟師の娘のゆきと出会う。ゆきは生まれながら目が見えず、そのことで里の子どもたちにいじめられ、いつもひとりぼっちでいた。おかしな顔のおにと、目が見えないゆき。ひとりぼっち同士だった二人はだんだんと心を通わせていく…。


「里と山、人と鬼との共存」を描いた民話風創作である本作は、三木稔・秋岸寛久による邦楽から生まれた美しい音楽とともに、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける作品です。児童劇として4,000 回以上の上演を重ね、私たち日本人にとって懐かしく多くの子どもたちに愛されてきた本作を、しんゆりシアター音楽劇『ベッカンコおに』として脚本:ふじたあさや、演出:河田園子により装いも新たに上演します。また川崎市市制100 周年を記念し、川崎市民の出演者を公募しました。プロの出演者と市民で創る『ベッカンコおに』、ぜひ劇場でお楽しみください。

公演日時2024年10月5日(土)~13日(日)

10月
5日(土)17:00
6日(日)13:00
7日(月)休演
8日(火)18:30
9日(水)18:30
10日(木)13:00 ☆アフタートーク有
11日(金)休演
12日(土)13:00/17:00
13日(日)13:00
※開場は開演の30分前。

☆アフタートークのご案内
10/10(木)13:00の回の公演終了後、アフタートークを行います。
出演者:ふじたあさや(脚本)、河田園子(演出)、善竹大二郎(出演)
(当日のチケットをお持ちの方のみご覧いただけます。)
出演者<出演>
善竹大二郎
高宮千尋(※高=はしご高)
平尾 仁
石鍋多加史
神 敏将
ユン・フィス
太田有美
高橋拓己
宗仲 星

<演奏>
山田由起子(ピアノ)
桑原裕子(キーボード)
やまだはるな(パーカッション)
竹井 誠(篠笛)

<市民出演>
居山京子
海法真理子
古賀康友
佐藤裕子
日野順子
廣瀬洋子
スタッフ原作:さねとうあきら
脚本:ふじたあさや
演出:河田園子
音楽:三木稔・秋岸寛久
音楽監督・編曲:西村勝行
歌唱指導:赤星啓子
所作指導:坂東冨起子
ステージング:酒井麻也子
美術:池田ともゆき
衣裳:宮岡増枝
照明:石川達一
音響:山北史朗 
舞台監督:下重卓哉
稽古ピアノ:山田由起子、桑原裕子
演出助手:有坂美紀
歌唱指導助手:太田有美

主催・企画・製作:川崎市アートセンター
後援:川崎市教育委員会、NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり、「音楽のまち・かわさき」推進協議会
協賛:医療法人社団あおい会 百合が丘すみれクリニック、株式会社総商、株式会社SOERUTE、株式会社丸貞、
ストーリー株式会社、造形教室こどもの木、特定非営利活動法人KAWASAKIアーツ、パティスリーエチエンヌ、
和光・たまがわグループ たまがわ 千代ケ丘店(五十音順)
チケット<発売日>
2024年8月19日(月)

<料金>(全席指定・税込)
大人こどもペア:6,500円
大人:5,500円
U30割:3,500円
こども(小学生以下):2,000円
障がい者割引:2,500円(窓口・電話のみお取り扱い。要障がい者手帳、付き添い1名まで同額)

・推奨年齢:小学生以上
・U30割チケットのお客様は公演日に身分証明書を確認させていただく場合がございます。
・電子チケット(WEB販売のみ)ご希望の方は引き取り方法で「チケットれすQ」をお選びください。
・車いすでご来場のお客様は、当日のスムーズなご案内のために、予めチケットをご購入の上、川崎市アートセンターまでご連絡ください。

<取扱い>
しんゆりチケットセンター(川崎市アートセンター内)
■TEL 044-959-2255(9:00~19:30、毎月の施設点検日のぞく)
■WEB  チケット購入はこちらから
■窓口 9:00~19:30(毎月の施設点検日のぞく)
お問合せ川崎市アートセンター 044-955-0107
しんゆりシアター川崎市アートセンター小劇場で創造発信する公演を「しんゆりシアター」と名付け、地域劇場=リージョナルシアターを目指します。リージョナルシアターとは劇場が公共性をもって、プロの俳優・スタッフを集め、舞台芸術作品の創造発信を行うことをいいます。劇場の活動を評価するのは地域住民の方々です。この仕組みを理想とし、私たちは川崎市新百合ヶ丘地域の創造発信の拠点となる地域劇場を目指します。
公演日10/5~10/13