「人生をまっとう」するために、三東瑠璃が踊り続けることを運命づけられた作品『Matou』。2015年初演以来、世界各国で上演され、数々の賞を受賞してきた。このコロナ禍でも、日々休むことなく自らの身体と対話を続けてきた代表作を2021年バージョンに再構築し上演する。
公演日時 | 2021年8月12日(木)<プレビュー公演>・13日(金) 8月13日(金)15:00★…アフタートークあり ※開場・受付開始は開演の40分前。 ※満4歳以上の入場可 ※演出の都合上、開演後の入場はお待ちいただく場合があります。 ※上演時間は約45分です。 《プレビュー公演(映像収録)》 8月12日(木)19:30開演 プレビュー公演は、映像収録の様子をご覧いただけます。本編すべてを通してみていただくことは出来ませんのでご了承ください。 ※開場・受付開始は開演の20分前。 ※開演後の入場はできません。時間に余裕をもってお越しください。 ※撮影時間は約30分程度を予定しています。 ※未就学児入場不可。 |
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チケット | 一般:3,800円 プログラム付一般:4,800円★ 高校生以下:3,000円(当日要確認証提示) プログラム付高校生以下:4,000円(当日要確認証提示)★ 当日券:4,000円 【プレビュー公演(8/12のみ)】 自由席:2,000円 ★三東瑠璃が「Matou」に込めた想いを赤裸々に語るインタビューやこれまでの舞台写真、制作秘話、など「Matou」変容の歴史をまとめた充実のプログラムとセットになったチケットです。会場での販売は行いませんので、オンラインでの販売のみになります。当日会場にてプログラムをお渡しいたします。 チケット取扱い先 https://matou.peatix.com/ |
お問い合わせ先 | co.rurimito@gmail.com |
感染症対策 | 【新型コロナ感染症感染拡大予防対策について】 本公演は感染拡大予防対策を徹底し、開催いたします。 ご来場の際にはご協力のほど、よろしくお願いいたします。 ※マスクの着用 ※検温、手指消毒 ※他のお客様と距離を取り、会話は控える カンパニーHP、劇場の最新の感染予防対策をご理解の上、ご来場をお願いいたします。なお、状況により公演内容を変更させていただく場合があります。公演中止以外の払い戻しにはお応えできませんので、ご了承ください。 |
プロフィール | ■三東瑠璃 1982年東京生まれ。5歳からモダンダンスを始める。2004年日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。2004‒2010年ダンスカンパニー<Leni-Basso>所属、その後フリーランスとして活動。スウェーデン王立バレエ団にてゲストダンサーとしてWim Vandekeybus『PUUR』、Sasha Waltz『Körper』に出演。またDamien Jaletと名和晃平による『VESSEL』に出演等国内外で、ダンサーとして活躍。2017年に土方巽記念賞を受賞。同年、 <Co.Ruri Mito>としてグループ活動を開始。2019年<ASIAN KUNG-FU GENERATION>ボーカルの後藤正文氏とコラボレーション作品『MeMe』を発表。2020年に文化庁芸術祭新人賞を受賞。2021年6月公開石川慶監督映画『Arc』で振付を担当。2020年度より公益財団法人セゾン文化財団フェローII。 |
Matou | ■Matou 作品ノート それは「着る、かぶる、絡まる、巻き上げる」のような直接的な意味を持ちます。 装うは、比喩的によく使われる言葉です。 私は私の体を纏っています。 私は生涯にわたって私の体のすべてを見ることができません。 私の体を構成する組織は更新され続け、いつか消えてしまいます。 中身のない体は残らず、 体のない中身はどこに行くのですか? それは存在し続けますか? ヘビやセミのように、彼らの外層の大部分は一度に剥がれ落ち 更新されます。残っているものは死体ではありませんが、それはまだ動物の完全な形を しており、生きていません。これは生きていた証なのでしょうか? 私が生きていた証は存在するのでしょうか? 「まとう」は、「待っていたい」のようにもきこえます。 私は私の死を待っているのかもしれません。 「つきまとう」は、いつも私についてまわり、死ぬまでいつまでも離れず、絡みついています。 「そうまとう」は、様々なビジョンが脳裏に現れては過ぎ去っていきます。 死を覚悟した瞬間に去来するといわれる目眩く過去の記憶についてです。 「まっとう」は、「完了する」ことを意味します。 私は人生を全うします。 ■Matou 受賞歴 2018年 M1ダンスコンタクト MASDANZA賞受賞(シンガポール) 2017年 土方巽記念賞受賞(秋田) 2017年 グダンスクソロダンスコンテスト 1位(グタニスク/ポーランド) 2016年 ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバル 国際審査員賞受賞(ソウル/韓国) |
公演日 | 8/12~8/13 |