「江戸写し絵」社中による「写し絵」でつむぐものがたり
劇場と映像館をむすぶ光のパフォーマンス。川崎市アートセンター小劇場×映像館コラボレーション企画vol.1!劇場と映像館をむすぶ企画がはじまります。
舞台と映像が交差する歴史を紹介し、その舞台裏にみなさんをいざないます。
公演日時 | 2018年12月1日(土)13:00開演(12:45開場) 「だるま夜話」「三枚のお札」 ※4才以上推奨 2018年12月2日(日)11:00開演(10:45開場) 「だるま夜話」「田能久とうわばみ」 ※小学生以上推奨 ※2日(日)は13:30から、写し絵アトリエあり(公演とのセット券、親子参加可) ※やむを得ない事情により、出演者・演目等の内容が変更になる場合がございます。ご了承ください。 ※小さいお子さんもご鑑賞いただけます。 それぞれ推奨年齢を参考にしてください。暗闇での上演となります。 |
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チケット | ≪料金≫(全席自由、税込) ●公演のみ<1日(土)、2日(日)の各日> 一般1,500円 中学生以下1,000円 親子券(一般1名、中学生以下1名)2,000円 ※アルテリオシネマ会員割1,200円(窓口のみ) ※3歳以下ひざ上無料 ●公演&アトリエセット券<2日(日)>先着15組限定 一般3,000円 中学生以下2,500円 親子券(一般1名、中学生以下1名)3,500円 ※親子券のワークショップは1組1セットの制作になります。 ※公演観賞は2日の演目に限ります。 ≪取扱い≫ 川崎市アートセンター ●TEL 044-959-2255(9:00~19:30/土日祝・原則毎月第2月曜除く) ●WEB チケット購入はこちらから ●窓口 9:00~19:30(原則毎月第2月曜除く) |
写し絵について | 1769年(江戸後期)、オランダから金属製の幻灯機(マジックランタン)が渡来しました。1803年、幻灯機を改良して、日本独自の「写し絵」が誕生します。幻灯機を桐材で作り「風呂」と、絵をかいた板を「種板」と呼びました。ガラス板に絵師が色鮮やかに描いた種板を、和紙のスクリーンに投影し、日本に伝わる語りの芸にあわせた劇として親しまれました。真っ暗な夜に浮かびあがる光の映像は人びとを熱狂させましたが、1900年初めの映画の登場により、大正後期には姿を消しました。江戸では「写し絵」、上方では「錦影絵」と呼ばれています。 |
「江戸写し絵」社中とは? | 影絵劇団「みんわ座」の山形文雄は、カメラ雑誌から写し絵に出会い、研究者や文献、資料館に眠る資料をたずね、風呂と種板を復元。1993年に復活公演を行い、2008年にハリウッドの映画科学芸術アカデミーより功績を認められました。修復や調査をするなかで三代目薩摩駒花太夫を襲名。先人の知恵と美意識の技の結晶である伝統文化を本格的に継承するため、2018年「江戸写し絵」社中を立ち上げました。 |
★終演後、バックステージツアーあり! | 西洋のマジックランタンから日本に独自に発達した「写し絵」。そのふしぎとおもしろさを体験できる貴重な機会です。観賞した方はどなたもご参加いただけます。 |
★写し絵アトリエOPEN! | 2日(日)の13:30~16:30に、15組限定のワークショップを開催。 写し絵の仕組みを知って、つくって、演じてみよう! 写し絵の道具である風呂をつくり、種板に自分で絵をかきます。投影は小劇場でお楽しみいただけます。完成した風呂、種板ともにお持ち帰りいただけます。 ※工作道具を使います。 ※観賞後、お昼休みをはさんでワークショップとなります。昼食は各自お持ちください |
公演日 | 12/1~12/2 |