しんゆりシアター『三人姉妹』

時が残酷なほど淡々と過ぎる中で、人々は輝く美しい未来を思う

「将軍」であった亡き父の最後の赴任先で暮らすオリガ、マーシャ、イリーナの三人の姉妹は、平穏だが単調な田舎暮らしの中で、家族で唯一の男性である兄アンドレイの出世を願い、かつて暮らしたモスクワに戻ることを夢見ている。一家の屋敷には軍医チェブティーキン、陸軍大尉ソリョーヌイ、陸軍中尉トゥーゼンバフなど様々な人が頻繁に通い、姉妹の気晴らしになっている。
ある日、モスクワから、かつて亡き父の部下であった陸軍中佐ヴェルシーニンが赴任してくる。憧れのモスクワの風を運んで来た彼の登場に姉妹たちの心は華やぎ、歓迎する。兄アンドレイ、彼が好意を寄せるナターシャ、次女マーシャの夫クルイギンらも巻き込み、単調な日々を過ごす姉妹をめぐる人間模様がゆっくりと動き出す・・・・・・。

1900年に(1901年初演)執筆され、現在でも世界中で上演されている『三人姉妹』がしんゆりシアターに初登場。傍からみればコミカルに映る一生懸命に生きる人間の姿を、冷静で時に温かい目線で描いたチェーホフの代表作をお楽しみください。

公演日時2018年10月13日(土)~21日(日)

13(土)18:00
14(日)13:00
15(月)休演
16(火)19:00
17(水)14:00
18(木)休演
19(金)14:00
20(土)13:00/18:00
21(日)13:00

※開場は各回開演の30分前
出演者中地美佐子、高橋紀恵、土井真波、藤川三郎、安藤みどり、真那胡敬二、石橋徹郎
長本批呂士、古舘一也、羽場涼介、岩男海史、名取幸政、別府康子、加藤佳男
スタッフ作 アントン・チェーホフ/翻訳 安達紀子(群像社刊)/演出 五戸真理枝
美術 池田ともゆき/衣裳 溝口貴之/照明 阪口美和/音楽 国広和毅/音響 鏑木知宏/
振付 酒井麻也子/舞台監督 仲里良/演出助手 的早孝起/宣伝美術 河合さちこ
主催・企画・製作 川崎市アートセンター
後援 NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
チケット<発売日>
2018年9月3日(月)

<料金>
一般 3,800円/学生 2,500円(全席指定・税込)

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※学生チケットは窓口のみ取扱い。要学生証提示。
※車いすでご来場のお客様は、当日のスムーズなご案内のためチケット購入後、川崎市アートセンター(044-955-0107)までご連絡ください。

<取扱い>
川崎市アートセンター
●窓口販売 9:00~19:30(毎月第二月曜除く)
●電話予約 044-959-2255(9:00~19:30 土日祝・毎月第二月曜除く)
●WEB チケット購入はこちらから
お問合せ川崎市アートセンターアルテリオ小劇場
044-955-0107
公演日10/13~10/21