澄み切った少女の瞳が見つめた希望のひかり
13歳という多感な年ごろにナチスから逃れ、かくれ家に移り住んだユダヤ人の少女アンネ・フランク。日記が遺したメッセージは、いまも私たちの心を強く揺さぶります。民藝の財産演目として1956年の日本初演から上演回数は1700回を超え、芸術選奨文部大臣賞をはじめ数々の栄誉に輝いています。今回のアンネ役には、2012年、本作でオーディションで選ばれ、初々しいデビューを飾った地元川崎の八木橋里紗が再び挑戦します。
[ものがたり]
1942年夏。オランダに住むアンネ一家は、アムステルダムのとある屋根裏部屋に隠れました。街ではナチスのユダヤ人狩りが猛威をふるっています。昼間は声も立てられず、水も使えず、深刻な食量不足。そんな中でも明るくのびのびと振る舞うアンネは、しばしば母や同居人たちと衝突します。でも少年ペーターとだけは心が通いあい、ほのかな愛情が芽生えます。絶望の淵に連合軍が上陸したというニュース! 解放の日は近い。だが、2年目の夏の午後、階下で不気味な電話が鳴り続けるのでした……。
公演日程 | 4/29(土・祝)~5/1(月) 各日14:00開演 ※開場は開演の30分前 |
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チケット | 一般4,000円/学生2,000円(全席指定・税込) 1、インターネット 川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2017チケットセンター(ご購入には無料会員登録が必要となります) 【PC】チケット購入はこちらから 【携帯】チケット購入はこちらから 2、電話予約 アルテリッカチケットセンター 電話 044-955-3100(9:30~17:00) 3、窓口販売 ・川崎市アートセンター(窓口販売 9:00~19:30 毎月第2月曜除く) ・新百合21ホール(窓口販売 9:00~17:00 毎月最終月曜除く) ・マイタウンチケットセンター[新百合ヶ丘マプレ「写真工房彩」内](窓口販売 9:00~21:00 不定休) ・昭和音楽大学チケットセンター[昭和音楽大学南校舎内](窓口販売 10:00~18:00 土・日・祝 及び 12:00~13:00を除く) ・昭和音楽大学北校舎(窓口販売 10:00~17:00 日・祝除く) |
お問い合わせ先 | 川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2017実行委員会事務局 044-952-5024 |
スタッフ | 原作/アンネ・フランク 脚色/フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット 訳・演出/丹野郁弓 装置/勝野秀雄 照明/前田照夫 衣裳/前田文子 効果/岩田直行 舞台監督/風間拓洋 主催:川崎市アートセンター 共催:川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2017実行委員会/川崎市/川崎市教育委員会 後援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会/NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり |
出演 | オットー・フランク 千葉茂則 フランク夫人 白石珠江 マルゴー・フランク 平山晴加 アンネ・フランク 八木橋里紗 ファン・ダーン 吉岡扶敏 ファン・ダーン夫人 細川ひさよ ペーター・ファン・ダーン 本廣真吾 デュッセル 齊藤尊史 ミープ・ヒース 飯野 遠 クレイマン 山梨光國 |
みどころ | 「世界中の若い人たちにこの舞台を見てほしい」。アンネの父親オットー・フランクさんから託された願いどおり日本語版『アンネの日記』は全世界で最多上演を記録しています。日本初演から60年、アルテリオ小劇場での今回の公演では、小空間が生み出す緊密な空間でアンネ・フランクの隠れ家での様子を微細に描きます。思春期の少女を取り巻くの心と体の成長や、親への反発と愛情、そして何より平和を希求するこころ。観劇体験が社会や家族への関心を想像以上の広げます。是非親子で劇場へお出かけください。 |
公演日 | 4/29~5/1 |