ヨミの星

この世界はもうすでにいつの頃からかヨミの世界になっていた。
花はその輪郭を失い、太陽は輝きを停止しはじめている。
わたしは途方もなく遠く暗い道のりを歩きつづけてきた。
闇は光を包み、大量の鳥たちがはばたきながら落下していく。
そんなさなか、もうすぐそこに、あなたの後ろ姿が見えてきたんだ。。
そして振り返りながら、あなたはこう告げる。

あの花はわたしだった。
あなたはわたしだった。

その時、新しい太陽が夜空に出現する。

公演日時5月20日(金)
開演 19:30(開場 19:00)
チケット代金前売/予約 4000円
当日 4500円

※全席自由席です。整理券は開場の1時間前から発行します。
※チケット発売日:3月25日(金)
チケット取扱いi_masami@dk.pdx.ne.jp
070-5010-1447( ハナ・ジャスミン)
お問合わせi_masami@dk.pdx.ne.jp
070-5010-1447 (ハナ・ジャスミン)
ヨミの星プロジェクト2015年11月、マシマタケシ氏の個展「nihon」を見に行ったダンサー、音楽家によって自然発生的に始まったプロジェクト。
ルーツもスタイルも全く異なる4人のダンサー、4人の音楽家、そして映像と絵がそれぞれの「ヨミの星」を体現し、交感しあった時、どんな世界が産み出されるでしょうか?
プロフィール絵/マシマタケシ

奈良唐招提寺の宝物殿の大日如来座像に拝したのが25歳の頃。
その「生きている」を自らも体現したいと発願し作品にそれを吹き込む。
年月を超えてなお生き続けるものを日々生み出して生きたいと思っています。
1962年、山形県酒田市に生まれる。府中市在住


古里和歌子 / ダンス

20代後半にコンテンポラリーダンスに出会う。
様々な公演、即興パフォーマンス等で踊るうち、自分の中の自然のエネルギーと繋がる
“流れ”を強く感じるようになり、体を通した現象に興味を持って踊り続ける。


松本志摩 / 舞踊

いのちはひかり 
闇の中で輝く星

いのちをおどりたい。というより
いのちを目一杯生ききりたい。
感じきり、味わい尽くしたい。
ーいのち授かりし者の使命ー

1997年舞踏・オイリュトミーに出会い探求を続ける。
現在、伊勢志摩で活動中。


余越美貴子 / ダンス

20年近く続く摂食障害で様々な挫折を繰り返し自分を探求。
30代を越え、自分の魂に響く音や人間や絵などを目の前にした時、変性意識状態に入る体験をして
導かれるままに媒体人としての表現をスタートする。


竹内空豆 / 舞踏

2010年夏、いきなり踊りたくなり一人で練習開始。
2011年5月ソロ公演「今、僕にとっての宇宙、行き先はどこ?」を上演。
以後2度のソロ公演の他、様々な音楽家、パフォーマーとの共演多数。
現在、多層レイヤーどあほ素粒子ダンスを探求中。



新屋賀子 / ピアノ

幼少期より、ピアノと作曲に親しむ。
臨床心理士の仕事のかたわら、演奏活動を続け、現在に至る。この世界の美しさや喜び、
光を感じられる音楽を演奏することをライフワークとする。生演奏は気の流れを捉えながら、
場と身体に働きかけていくとの評価を得ている。


成田千絵 / チェロ

幼少から音楽を始め1994年チェロに出会う。故・井上頼豊氏に師事。
インドやヨーロッパで音楽表現の影響を受け、チェロで様々なバンドに参加。
チェロ弾き語りという未知の世界に描くように音を散りばめて独自の世界観で物語る。


金永柱(キム・ヨンジュ) / サックス

佐藤帆氏にサックスの手解きを受ける。
黄秀彦氏が主催するケグリで韓国の打楽器を学びつつ音楽活動をスタートする。
現在は都良介(vo,ウクレレ,per)の都&ヘンプトーンズ、都内を中心にセッションライブに参加する。


山本コヲジ / 響

サウンドヒーリングサロン 有隣花 -yuringka- 主宰。響きと心身の関連性を探求し、
水晶楽器・ゴング等を演奏。瞑想会、舞台、野外パーティー他、出演多数。
幼稚園や大学での講義、映像音楽など、活動の幅を広げている。
公演日5/20