それがお前のTRUTHか

慶応4年(1868年)1月、上田藩士・野村弦次郎は、大阪から2年ぶりに江戸の藩邸へ帰ってきた。
同じ道場に通う仲間たちに、鳥羽伏見の戦いの報告をする。
もはや幕府の命運は尽きた。
我が上田藩も討幕のために立ち上がるべきだと訴える。
ある日、弦次郎と仲間たちは五味隼助が改造した銃の試し撃ちをするために浜辺へ行く。
ところが、その弾詰まりを起こし弦次郎の耳元で暴発してしまう。
聴力を失った弦次郎に、帰国の命が下される。
しかし、弦次郎にはやらなければならない仕事が残っていた。