1901年、ニューハンプシャー州はしんゆりだった!
2013年3月に試演、6月に本公演を行なった『わが町しんゆり』を、麻生区文化協会30周年記念事業として麻生市民館ホールで上演することとなりました。劇団わが町の第一作目となる『わが町しんゆり』を再びお届けします。
1938年にアメリカで発表されたソーントン・ワイルダーの戯曲『わが町』は、現在まで世界中であらゆる町に置き換えられて上演されています。劇団わが町では原作の世界と、「私たちのわが町・しんゆり」を自由に行き来する作品に仕上げました。きっと遠い昔のアメリカの物語を身近に感じ、また「私たちのわが町」をさらに大切に感じていただけることでしょう。
公演日時 | 2014年11月1日(土) 14:00開演(13:30開場) ※この公演は麻生市民館ホールでの上演です。 |
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チケット | 【料金】一般 2,500円/小学生以下 1,000円(全席指定・税込) ※3歳以上のお客様はチケットをご購入ください。小学生以下のチケットは窓口販売のみとなります。 ※車椅子でご来場のお客様は当日のスムーズなご案内の為、チケット購入後、事前に川崎市アートセンターまでご連絡をお願いします。 【発売日】2014年9月2日(火) 【取扱い】川崎市アートセンター ●窓口販売 9:30~19:30(毎月第二月曜除く) ●電話予約 044-959-2255(土日祝・休館日を除く) ●WEB http://kawasaki-ac.jp/th |
お問合せ | 川崎市アートセンター 044-955-0107 |
演出家より | 作・演出 ふじたあさや 『わが町しんゆり』は、2013年の3月に試演、6月に本公演を行った劇団わが町の第1回作品である。アメリカの劇作家ソーントン・ワイルダーの描いた、前世紀はじめのアメリカの田舎町の日常を、しんゆりに置き換えたらどうなるのかという試みだった。脚本を書きながら僕の脳裡を去来したのは、父(藤田親昌)のことだった。昭和36年に都内から川崎に越してきた父は、町のすべてが歴史の遺産である鎌倉の生まれで、それだからだろう、地域の歴史に異常に関心を持ち続けた。「この寺の縁起は?」「地名の由来は?」「旧道のルートは?」「細王舎って何の会社?」 そうした好奇心が満たされたとき、父の中では<地域>のイメージが形作られるようだった。そして気がつくとぼくは、まさにその延長線で『わが町しんゆり』を書いていたのである。父からもらった素材もいっぱいある。 父は、昭和39年から多摩区文化協会会長を務め、20年後、分区により麻生区文化協会の会長となった。だから、この劇が麻生区文化協会設立30周年記念に呼んでいただき、さらに多摩市民館で公演をもつことに、ぼくは一方ならぬゆかりを感じている。 |
キャスト・スタッフ | 【キャスト】 ●劇団員(50音順) 秋山敏佑樹、池田紗菜、いまどりえ、上村健太郎、上田明彦、梅澤賢一、梅澤実里、圓崎大和、圓崎弥生、大野倫子、大野好之、奥野氾子、小山雲母、狩野 淳、上崎 実、木村陽子、小松 祥、近藤明子、酒井道子、酒井みな実、酒井優月、品田芙季、杉山つばさ、鈴木明博、高取良典、竹中秀明、田中千恵美、田中優香、田辺佐保子、坪井翔、豊田泰史、中平朝恵、夏堀妙子、成澤布由子、羽賀拓郎、萩坂心一、萩原みどり、橋迫千明、林 桃子、日野順子、平井陽菜、藤村明史、牧野克己、松崎朝子、松澤亜美、宮下瑛美、村上マヤ子、村瀬真秀子、森山蓉子、矢澤耕一、柳瀬健太郎、山浦弘靖、山下優里、山田スミ子、山田睦実、山田誠浩、若原千大 ●客演 今野鶏三 古舘一也 原田 亮 【スタッフ】 原作:ソーントン・ワイルダー 翻訳:鳴海四郎 翻案・作・構成・演出:ふじたあさや 美術:池田ともゆき 衣裳:坂本真彩 照明:坂本義美 音楽:藤原 豊 音響:山北史郎 舞台監督:野口岳大 演出助手・ワークショップ講師:大谷賢治郎 宣伝美術:中村圭介・吉田昌平(ナカムラグラフ) 主催:川崎市アートセンター 共催:麻生区文化協会 後援:「しんゆり・芸術のまちづくり」 助成:財団法人地域創造 企画・制作:川崎市アートセンター/NPO法人KAWASAKIアーツ |
劇団わが町 | 2012年6月に生まれた新しいゆるやかな劇団です。劇団員は地域住民の方々、総勢約50数名。年齢制限はなく、現在7~76歳までのメンバーが所属しています。しんゆりシアターのラインナップの一翼を担い、長期的に様々な創造活動を行なっていきます。http://our-town.jp/ |
公演日 | 11/1 |