「これまでの芸術のまちづくりを継承し、発展させるアートセンターに」
これまでの芸術のまちづくりの動きや地域に根付いた独自の文化・芸術資源を生かし、発展させることをアートセンターの基本理念とします。
「周辺の文化・芸術施設との連携によるネットワーク型アートセンターの構築」
(1)周辺地区の文化・芸術施設との連携を図り、個々の施設の独自性を活かしつつ、ネットワークによる相乗効果を発揮するネットワーク型アートセンターとして構築します。
(2)その拠点として、芸術のまちのシンボルとなるコア施設としていくことで、人を呼び込み、地域イメージを高め、併せて芸術のまちづくりのマネージメント機能を担うことにより、"芸術が育ち、創り、楽しむ"という芸術のまちをつくるための「核」とします。
「文化芸術活動のインキュベータのメッカに」
芸術のまちづくり活動やプロを目指す活動、さらには市民活動を育成し、独り立ちを支援する拠点とします。
「コラボレーション機能(情報受発信、企画運営、サロン・交流…)、クリエーション機能(創作)及びプレゼンテーション機能(鑑賞=発表)が三位一体で備わった場に」
(1)これまで行われてきた芸術のまちづくり活動を発展させる場にします。
(2)市民がよりよい文化的環境づくりに取り組め、若い芸術家が育つ場にします。
(3)質の高い文化・芸術を享受し、体験する場にします。
川崎市アートセンターは、新百合ヶ丘駅周辺地域の文化・芸術施設と連携し、個々の施設の独自性を活かしつつネットワークを構築します。そして"しんゆり・芸術のまち"のシンボルとなるコア・センターとして、中心的なマネージメント機能を担うことをめざします。
1.新しい芸術文化を創り発信する(創る)
今まで実践されてきた芸術のまちづくりの活動を継承し発展させ、周辺の芸術文化施設と連携しながら新しい芸術文化を創造し、発信します。
2.芸術文化の担い手を育てる(育てる)
アーティストを育て支援するために、若手アーティストが集まり、活動する場を提供し、アーティスト同士のネットワークの拠点になることをめざします。また市内の青少年の創造の場を設け、芸術文化の担い手を育てます。
3.市民が質の高い芸術文化を楽しむ(楽しむ)
アートセンターは、質の高い芸術文化を享受するため、芸術文化を鑑賞する楽しみだけでなく、市民が主体的に参加できるプログラムやアーティストとの交流等によって、市民が芸術文化を楽しむ場づくりをめざします。
4.ネットワーク型アートセンターコアとして芸術のまちづくりをリードします(ネットワークを図る)
アートセンターは、芸術文化の拠点として、周辺施設とネットワークを図り、地域の芸術・文化資源を活用しながら、芸術によるまちづくりをリードします。
5.効果的・効率的運営をして、持続させる(効果的な運営を行う)
アートセンターは、管理・運営を一体的に行い、質の高い企画・制作と効果的・効率的管理運営を進めます。