『裁かるゝジャンヌ』(C)1928 Gaumont
『怒りの日』『奇跡』『ゲアトルーズ』(C)Danish Film Institute
孤高をつらぬいた完全主義者の代表作4作品を上映
デンマークの天才監督カール・テオドア・ドライヤー(1889~1968)。
『裁かるゝジャンヌ』
ジャンヌ・ダルクの宗教裁判を、ジャンヌと僧侶たちの極端なクローズアップでつなぎ、やがて群衆とともに火刑台へと向かうスペクタクルに達する、サイレント映画の金字塔。
『怒りの日』
中世の苛烈な魔女狩りを背景に、牧師の若い後妻と義理の息子の恋を描く。ナチス占領下で製作・上映され、戦後、欧米各国で公開された。怒りの日とは、最後の審判の日を指す。
『奇跡』
心を病み自分をキリストだと思うようになった、裕福な農家の次男ヨハンネスを通して真の信仰を問う、ドライヤーの最高傑作。簡潔で崇高なまでに美しい映像が全篇をつらぬく。
『ゲアトルーズ』
高名な弁護士と結婚した歌手ゲアトルーズは結婚生活に幻滅し、若い作曲家と逢瀬を重ねる。その頃、国民的な詩人が帰国し、歓迎の宴が催される。遺作となった残酷な愛の物語。
作品情報 | 『裁かるゝジャンヌ』1928年/フランス/白黒/スタンダード/1h27 監督・脚本・編集:カール・テオドア・ドライヤー 出演:ルネ・ファルコネッティ 『怒りの日』1943年/デンマーク/白黒/スタンダード/1h37 監督・脚本:カール・テオドア・ドライヤー 出演:リスベト・モーヴィン 『奇跡』1954年/デンマーク/白黒/スタンダード/2h06 監督・脚本:カール・テオドア・ドライヤー 出演:ヘンリク・マルベア 『ゲアトルーズ』1964年/デンマーク/白黒/スタンダード/1h58 監督・脚本:カール・テオドア・ドライヤー 出演:ニーナ・ペンス・ローゼ | ||||||||
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上映日 |
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料金 | (1作品につき) 一般1800円/大学・専門学校生1400円/シニア・会員1100円/障がい者(付添1名まで)1000円/高校生以下800円 |
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公式サイト | http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/ | ||||||||
その他 | ★先着で、網中いづる氏描き下ろしオリジナルポストカードをプレゼントいたします。(限定数、なくなり次第終了) |