映画タイムマシンvol.13 映画音楽 20250802

映画タイムマシン初日は、
小津安二郎監督『生まれてはみたけれど』のピアノ演奏つき上映です。

ピアノはサイレント映画ピアニストの柳下美恵さんです。

柳下さんの演奏は欧米式の音楽のみのスタイルを尊重されています。
上映後は今回のフィルム上映のため、映写技師も紹介してくださいました。

鑑賞後は映画音楽ワークショップ。
今回より大人まで参加可能としました。
まずは柳下さんより、参考の上映がありました。
リュミエールの『水を掛けられた撒水夫』です。

作品を分析していきます。
まずは全体のテーマ曲。
それから場面ごとに、どんな音楽をつけるか。どんな効果音をつけるか。
柳下さんが「どんな風に演奏しているのか」が分かっていきます。

それからみんな自由に楽器を触ってみます。
そして、音をつけるのはどうかなと考えました。
さて、課題に取り掛かります。
今回、作品は『モダン・タイムス』の予告篇を使いました。
まずは映像をみて、どんなテーマをつけられるか考えます。

いろいろな楽器をさわりつつ、まずはテーマ曲をピアノでつくっていきます。

それができたら、一緒にあわせて、

何度も練習して、音楽が変わる場所や、効果音についてもタイミングを考えていきます。
打楽器はスタッフも一緒に参加することに!
みんなで「遅い」とか「強く」とか、工夫を重ねます。真剣です。

最後に演奏付きの上映です。

感想をお話して終了。
柳下さん、参加してくださった皆さん、スタッフの皆さん、
ありがとうございました。