リュミエール映画+ vol.10 2日目_3/27(日)_午後⑤ 編集について
民家園からかえってお昼を食べたら、さあ、グループ撮影ですが、、、その前に技術研修で撮影した作品を見てみましょう。
CM撮影をめざした3グループが昼間さんの希望にそって3つのサイズの映像をとりました。最初は「A:2人が映る映像」、「B:Aよりも2人に近づいた映像」、「C:猫と猫をだく人に近づいた映像」でした。
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実はこの実習は、今回のリュミエール+のプラスの部分「編集」です。イギリスで1903年に撮影された『病気の猫ちゃん』を見てみましょう。
「男の子と女の子と抱かれた猫」と「スプーンから薬をのむ猫」の2つのショットをつなげて作られています。
映画では2つ以上のショットをつなぐことを編集といいます。リュミエール映画は1895年には編集のない映画でしたが、その数年後には編集された映画がつくられていたのです。
現在はデジタル化が進んでいますが、1895年に映画は作られたときはフィルムでした。この35㎜フィルムを編集するという言うことはどういうことでしょうか?
フィルムを切る道具をスプライサーといいます。
触って、実践もしてみました。
今回はデジタル撮影でデジタル編集となりますが、
映像をつなぐということが分かったかな?
以下、参考リンクです。BFI The Sick Kitten
(詳細は専門家におまかせしますが、表示は1901年となっていますが、1903年のリメイクと言われています。)