ピンホールカメラ vol.1 2022.3.20(日)-1
川崎市アートセンターでは2014年より2018年まで
「ピンホールカメラマン」WSとして5回開催しました。
2年開催見送りののち、
2022年にピンホールカメラワークショップとして
カメラづくりから始めるワークショップを開催します。
今回はリニューアルしたWSの報告です。
さて、今回は箱からカメラを作ります!
講師は日本針穴写真協会の
中島さん、遠藤さん、田中さん、水口さんです。
簡単に写真の歴史を教わりました。
カメラが発明される前の「カメラ・オブスクラ」
カメラの発明は1827年、ニエプスによるもの。
あと5年で200年前ですね。撮影時間(露光)はなんと8時間!
写真のネガとポジの原理も学びました。
さて、箱を作っていきます。
(すこし複雑な切り抜き部分はすでに作業済みの箱を使いました)
光が入らないように、箱に細工をします。
箱を組み立てたら、中を真っ黒に塗ります。
良く乾かしておきます。
こちらではピンホールの針穴をつくります。
今回は0.5㎜の針をつかいました。
先端をつかって0.3㎜の穴を作ります。
ルーペにメモリがあるので、確認しながら、
0.3mmの銅板の穴をやすりで平らにし、
穴を丸く整えます。
最後にマジックテープをつけて、
カメラを傾きを固定できるようにします。
ピンホールと感光紙の距離分の傾きが写すことのできるの範囲になります。
かなり広角(広い範囲が撮影可能)なカメラになりました。
次に暗室に進みます。
暗室で感光紙を入れます。
それでは、みんなで集団写真。
今日は曇っているので、8分とのこと。
さて、現像はどうでしょうか?
現像⇒定着⇒洗浄。
それぞれ3ステップ、違うバットに入った液を使います。
出来たネガはこちら!
ポジはこちら!(つぎのステップでポジを作りました)
8分間、じっと動かなかった人はしっかり写ってているけど、
途中から入ったり、動いた人はすこし色が薄かったり、
ぼんやりしていますね。
さあ、それでは各自の撮影に入りましょう!