しんゆりアウトリーチ ノンバーバル ワークショップ in桐光学園

<日程>令和3年2月20日(土)13:00~15:00

<会場>学校法人桐光学園 TOKOホール

<参加者>桐光学園中高演劇部 25名

<講師>原田 亮(company ma)、森山蓉子(company ma)

 

【コロナ禍での1年ぶりの再会】

令和2年のアウトリーチも春に入学した新入生を対象に「仲間づくり」に役立つワークショップを実施予定でしたが、予定していた4月は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令中だったため開催を見送りました。

今回のアウトリーチは、約1年ぶりでした。

感染症対策を施した上で初参加の中学1年生9名を含めた25名の演劇部の皆さんと約2時間のワークショップをスタート。

感染症対策の一環として、講師、参加者ともに「マスク」や「マウスシールド」と「ゴム手袋」を着用し、会場の窓を全て開け常時「換気」を行い、いよいよアウトリーチが始まりました。 

 

【今だからこそ出来ることを楽しんでやってみよう】

数名のグループに分かれ、数種類の「シアターゲーム」を行ううちに、初めてワークショップに参加する後輩を先輩がリードしていき参加者間が和気あいあいとしてきたように見えました。

緊張もほぐれ、最後は30分間という制限時間内で各チーム、ノンバーバル(セリフに頼らない表現)の作品(5分間を目標)を作ることに!

<セリフを話さない=飛沫防止>というコロナ禍にうってつけのノンバーバルへの挑戦は、言葉に頼らずコミュニケ―ションをとること、身体表現の大切さを学ぶことに繋がり、今後の活動にも役に立ちそうです。

限られた時間内で各チーム学年を超えた意見交換を重ね、創作を繰り返、計6チーム発表を行い、各チーム発表後にはブラッシュアップの時間を設けました。

 

 

 

「参加者のことば」※抜粋

・話さなくても伝わることが分かった。

・久しぶりのWS楽しかった。これからも動きを増やしていきたい。

・喋れない劇は初めてだった。面白かった。一瞬で終わってしまった。

・いつもは台詞を疎かにしがちだが、意識して表現できた。

・声を出さずにやることで、身体で表現することが出来た。実際の演劇に活かしたい。

・初ノンバーバルはコロナらしくて新鮮だった。前向きに捉えることが出来た。

・いつもの部活は積極的に出来ないけど、今日は出来た。

・動きだけの難しさを知った。

・これからの舞台にいかしていきたい。

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