2014夏WS『リュミエール/メリエス』-1
1日目はリュミエールの「工場の出口」に挑戦します。講師は昼間行雄さん。
参加者は小学3年生~6年生までの21人とスタッフ・メーキング撮影の9人+中学生の助っ人1人。
子どもたちはA~D班の4班に分かれて、各班5人~6人の一グループで活動を行います。
豪華!35mmフィルムとデジタルカメラでの撮影があります。
猛暑日の今日、水筒を持って、休憩をとりましょうと確認事項を説明しました。
まず35mmを触ってみましょう。フィルムの幅は3.5センチ。フレームが何個あるのか確認してみます。
はじめてのフィルムに興味津々。
100年以上たっても同じフィルムが映写機にかけられるなんて、、、すごいね!
「透かして見るとよく見えるよー」
「よく見ると何かが映っている」
何コマあるか、カウント中・・・
1895年にフランスのパリで上映されたリュミエール兄弟の作品を鑑賞。みるのは『工場の出口』『ラ・シオタ駅への列車の到着』『赤ちゃんの食事』『 水をかけられた散水夫』
さてこれから、『工場の出口』を10回見て、発見したことを書きだします。みんな真剣に見て、メモを取っています。
各班、発見したことを話し合ってまとめていきます。、
人は100くらい?犬がいた?なにか画面にちらちらをうつっていた?おしゃれをしている?赤ちゃんがいる?・・・どんどん書いていきます。
床をつかって書いたり・・・
さて、発表はD班から、、、
つづいてA班
B班の発表
C班の発表
昼間さんがひとつひとつ丁寧にみんなの発見にコメントしていきます。
「色を塗っている絵があるけど、白黒映画をみて色を塗ったのはおもしろいね。当時の洋服はじつはとても派手だったようですよ…」
とここまで終わったところで昼休み・・・
午後の講座は、みんなの発見を受けて、この後に行う「工房の出口」(※アートセンターの工房を利用するため)の撮影の分担を決めます。各班一人の演出/カメラマン(カメラを四台使用)/出演者がきまりました。
出演者は工房で待機中。
監督が話し合って『学校の出口』になりました。
ボールで遊ぶ子や、友だちとなかよく出かける子、用務員さん、先生、などなど学校にちなむ演出です。
35mmでの撮影分は上映会までお預けですが、デジタルの撮影分は確認終了。撮影の4台のカメラの後ろにあったメーキング用のカメラで撮影した様子も鑑賞しました。
この後は各自のリュミエール作品のロケハンです。暑い中各班外に飛び出してゆきました。
ロケハン終了後、アートセンターに戻って各自のリュミエールプランを練りました。
撮影はいよいよ明日。
みんなお疲れさまでした。