8月9日(火)自分がかいた絵が大きくうつる!幻灯機をつくろう

8月9日(火)自分がかいた絵が大きくうつる!幻灯機をつくろう

幻灯機作りは小学校3年から6年生までの参加です。

「幻灯機ってなんだろう?」

暗闇を使ったふしぎな絵が映る装置。

自分でその装置をつくるということで、集まったみんなは「?」がいっぱいの表情。

一緒に来てくれた保護者とわかれて、みんな一人で教室に参加します。

今日の教室も昼間行雄(ひるまゆきお)さんが教えてくれます。

まずは工房という暗闇ができる場所でみんなが集合。

幻灯機という装置の仕組みと歴史をスライドとお話。

映画ができる前、人々はろうそくや光をともして

レンズを通して画を大きく映して、楽しんでいたとのこと。

実際にろうそくを灯して壁に映すとろうそくがさかさまに映っています。

簡単な仕組みなのに面白い発見があってみんなじっーと見ていました。

さあ、会場を3階にうつして早速幻灯機をつくります。

今回の材料はみんなの身近にあるもの(木の板、LEDライト、レンズ、絵を描くフィルム、輪ゴムなど)ばかり。

「さっきのふしぎなあの幻灯機が作れるんだろうか?」

みんなドキドキしながら作る工程をひとつづつ進めて行きます。

今回の幻灯機はいくつかのコマを描いて映すことで、いろんなお話が出来上がります。

「夏のしりとり」といった言葉の遊びやキャラクターが活躍するお話、

世界旅行、自然をモチーフにしたもの。

それぞれ一人でお話を考えて、絵を描いて、色をつけて。

そして投影できるようにセッテイング。ちょっとコツがいります!

みんなが仕上がったらいよいよ上映会。

自分の作品を説明しながら、フィルムを動かします。

暗闇に浮かぶ絵はみんなそれぞれの特徴があってひとつとして同じものはありません。

みんな発表している様子を一所懸命、静かに聞いていました。

テレビも映画もない時代。

暗闇で画がうつるのをみる、わくわくした気持ちがわかったかな?

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