映画弁士ワークショップ 1日目 8/11(土)10:00~16:00

<映画タイムマシン vol.6>開催です。

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今回は川崎市アートセンター

初めての映画弁士ワークショップです。

参加は小学3年生から6年生の11名。

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朝、10:00から映像館で

小津安二郎の『落第はしたけれど』を

35㎜フィルムで鑑賞。

大森くみこさんの弁士と、

柳下美恵さんのピアノ演奏です。

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鑑賞後は場所を移動し、

ワークショップ開始です。

はじめての友だちと一緒に、

活動するワークショップです。

すこしドキドキしていますね。

これまで川崎市アートセンターのワークショップ

(ミュージカル、ことば、キノーラ、映画、映画音楽など)

に参加してくれた子もいましたよ!

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講師の大森くみこさんをお招きし、

それぞれ自己紹介をしてはじまりです!

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映画のなかで面白かったこと。

分からなかったこと・・・

を自由に話してもらいました。

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『パンを影絵で注文したところ』

『カンニングをしようとして、

先生にみつかりそうになって、時計をみてごまかすこと』

『シャツに答えを書いたのに、洗濯されちゃったこと』

『仲間どおしで一列になって踊るところ』

など、

おもしろいシーンがみつかりましたね。

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つぎに、みんなのはじめて見た「活弁とはなに?」を

大森さんがわかりやすく説明してくれました。

映画に音がついていなかった時代、

映画館では弁士、音楽つきの映画を

楽しんだことが分かりました。

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大森さんの楽しく分かりやすい説明に

みんなから笑い声があがります。

さて、それでは弁士に挑戦です。

弁士は自分で台本を書きます。

その台本を映像をみながら、

読み語るものです。

まずは班ごとに分かれて、台本をつくります。

各班2組づつに分かれて2人、

もしくは1人で発表します。

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こちらの班は『煙り草物語』

の台本を作成中。

高学年の班です。

真剣です。

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こちらは『なまくら刀』の班。

3人、2人のチームと1人で頑張る班です。

最初は、

「台詞を考えよう」

「台本をつくろう」

としても、

はじめてのことなのですこし戸惑ったようです。

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こちらは『浦島太郎(仮)』の班。

すこし短めの作品です。

早速、映像と声をあわせています。

ちょっとした音の出る小道具をつかい、

語りを盛り上げます。

どんな音が効果的でしょうか?

すこしセリフの多い

『煙り草物語』は

台本を丁寧に仕上げているようです。

大森さんにセリフを確認してもらい、

アドバイスをもらいます。

台本ができたら、

映像と合わせて練習。

なかまが練習している横で、

台本を推敲中。

大森さんにアドバイスをもらいます。

画面の前で、台詞を書下ろし中!

台本が完成した組は

大森さんに見てもらって、

ブラッシュアップ。

それぞれの班の台本を持ち帰り、

明日の本番に備えます。

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今回のワークショップの素材は

こちらを利用しています。

日本アニメーションクラシックス

http://animation.filmarchives.jp/index.html

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