放課後シアター vol.1 「世界の映画が私たちに届くまで!」

第一回放課後シアター「世界の映画が私たちに届くまで!」 2012年3月4日(日)

【場所】川崎市アートセンター2F 映像館
【上映作品】

『ゴーストライター』 ロマン・ポランスキー監督/2010年/英仏独合作/カラー/128分

上映後、トークショー「世界の映画が私たちに届くまで!」

ゲスト:武井みゆきさん(ムヴィオラ代表)

【開催報告】

武井さんが分かりやすく、映画が映画祭で買い付けられることや宣伝がとても重要でさまざまなアプローチがあることをお話され、中高生から大人まで熱心に聞き入っていました。
司会は高校2年生の石井多以さん。参加した中学、高校生、大学生は少なかったものの参加しやすい雰囲気づくりに努めたました。質疑応答では「映画に関わる仕事がしたいがアドバイスはあるか?」と積極的な質問が上がりました。

【参加者の声】

「学校でチラシが配られたので友達を連れて来てみた。『ゴーストライター』のような作品は初めて見たけれど、見たかった映画はこういう作品だと思った(中学2年生)

映画に関わる仕事がしたいと考えているのでトークショーがとてもよかった。将来についていろいろ考えさせられた。映画が大好きなので本企画で昔の映画も上映してほしいと思う。中学、高校生に勧めたい映画は『羅生門』(大学生)

ポランスキーといえば薄気味悪い映像のイメージが強く、政治サスペンスをテーマにした「ゴーストライター」は新鮮でした。相変わらずの物静かに見えない恐怖感を描く映像作家ぶりにはおぉと思いました。私も母の影響で映画が好きなので、トークショーの武井さんのお話にはうなづける部分が多くあり、同時にプロの映画好きには感嘆しました。こんなに映画を知って深く理解しているひとがいるのだ新鮮でした。(高校2年)

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