ピンホールカメラマンになる!(20180326_午前)

今年で5回目になるピンホールカメラのワークショップ。

午前と午後の2回開催。対象は小学3~6年生。
講師は日本針穴写真協会のみなさんです。

好天に恵まれ、外の気温は25℃ほどに。これまでで一番暖かい回になりました。

カメラが配られました。

緑色の箱が、今回のカメラです。髪の毛くらいの0.3ミリの小さな穴が空いています。

ピンホールは箱が動かないように置くため、地面に置くのが一つの方法。

カメラの固定を這いつくばって確認。

正面のアートセンターを撮るのが、太陽光を避けた向きとしては最適の時間でした。

自らを写したり、工夫をしています。

露光は30秒。止まっていれば写っているでしょう。

撮影後は、ふたを閉めて、暗室として使う工房に集合。

水のあるトレイが3種類。現像方法の説明を聞きます。

ここを暗くして、現像液⇒洗う⇒定着液につけていきます。

暗い中で、赤い光をつけて現像作業をします。

カメラから写真をとったら、写真を現像液で浸しきります。

そのあと、裏返しにして、ゆっくりピンセットで揺らします。

すると、どんどん撮影した画が出てきます。

濃さは調節できましたが、赤い光では黒くみえるので、すこし黒いかなというところまで。

2分くらいでそれ以上濃くならなくなるそうです。

つぎに2枚目の写真を入れます。

説明を受けたら、部屋を暗くして感光紙を入れます。
紙はつるつるとつるつるしていない面があります。

つるつるな方に写真が写るのです。

さて、2枚目はおやしろ公園に歩いていきます。

桜が咲き始めていますね。

その間に出来た写真をタオルで水をふき取り、ドライヤーで乾かします。

みんなの写真が完成できました。

2回目なので、何が撮りたいか早く決まったり、

角度に悩んだり。
それぞれいろいろな場所を発見しました。

また、暗室で作業します。

完成した2枚のネガ写真。

どちらがいいかな?

一つを決めて、反転作業をします。

暗闇で感光紙を重ねて、パネルに入れます。
それから露光する箱にいれてスイッチONで20秒光を当てます。

そうするとネガの光が反転したポジ写真ができるのです。

おもしろいですね。

それを現像すると、今日初めてのポジ写真ができました。

それをすばやく乾かして、完成。

さあ、どれを展示しようかな?

・・・

<完成した写真は

川崎市アートセンターの2F映像館の脇で

展示しています。5/6(日)まで展示し、

5/7以降に各自に返送します。ぜひご覧ください。>

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