コミュニケーションワークショップ
しんゆりアウトリーチin桐光学園
コミュニケーションワークショップ
<日程>
平成31年
1回目 4月13日(土)13:00~17:00
2回目 4月20日(土)13:00~17:00
3回目 4月27日(土)13:00~17:00
<会場>
学校法人桐光学園 小学校体育館(27日のみ同学内TOKOホール)
<参加者>
桐光学園 新入生・在校生35~50名(各回)
<講師>
原田 亮(company ma)、森山蓉子(company ma)
<アシスタント>
桐光学園演劇部有志数名、劇団わが町劇団員有志4~5名(各回)
【はじめまして】
今回のアウトリーチでは、桐光学園に今春入学した新入生を対象に「仲間づくり」に役立つコミュニケーション(相互理解)の向上に焦点を当てたシアターゲームメインのワークショップを行いました。
4月という新学期が始まって間もない時期に実施することで、新しい環境の中で出会う同級生たちとより深く“仲間”として関わることが出来るようこの時期の実施としました。
学内での口コミが広がり、定員の30名を大きく上回る参加者を迎えることとなりましたが、希望者に1名でも多く参加してもらえるよう調整し、大人数でのアウトリーチが実現しました。
全3回のワークショップは各回完結型で、桐光学園演劇部有志数名と川崎市アートセンターで活動する市民劇団「劇団わが町」の劇団員有志数名(小学生~60代)が講師2名のアシスタントとなり、共に参加しサポートをしました。
各自が胸元に「呼ばれたい名前」(あだ名可)を身に着け、ワークショップのスタートです。
【様々な種類のワークショップを経て】
ワークショップの冒頭、原田さんが「今日これから何をやるのか不安な人が多いと思うけど、今日は遊びです!良い意味で“アホ”になってください!」と伝えると、固かった参加者の表情が少し緩んだように見えました。
いくつかの「シアターゲーム」に続き「テーマに沿った静止画創作・発表」を行いました。
お題によって2~10人組に分かれて創作・発表を行う「静止画創作」では、アシスタントが新入生に積極的に話しかけ、先輩後輩・年齢の垣根を越えてコミュニケーションが取れるようになっていき、緊張していた参加者たちも徐々に盛り上がっていきました。
【チームに分かれて作品創り!?】
新入生の緊張も解けてきたところで最後は今日初めて会った仲間と「複数チームに分かれての創作・発表」を行うことに。ルールは「同じグループ内の意見を否定せずに肯定する」、「1人1つの役割を分担し、1回は台詞を話す」ことのみ。制限時間30分の中で4月13日と20日は「テレビショッピング」、27日は「公園にあるカバン」をテーマに創作し、発表を行いました。発表後の意見交換では各チームの発表を見て、感想やアドバイス等を自由に言い合える“仲間”となりました。最後は円になって1人一言ずつ、感想を聞きました。
「参加者のことば」※抜粋
・時間があっという間に過ぎておもしろかった。
・何日か稽古をしての本番はやったことがあるが、即日は初めてだった。
・最初はどんなことをするか不安だったが、イメージと違って楽しかった。
・先輩、後輩の垣根を越えて仲良くなれた。
・発想力が凄かった。言われたことをすぐできるのは良かった。作品を創り上げられたのは凄かった。
・友達や人との関係を深めることが大の苦手で、積極的に優しくしてくれる先輩に圧倒され、憧れと嬉しさをたくさん味わいました。とてもいい経験になりました。
・絶対やりたくなかったけど、やって楽しかった。
・ここで学んだことで友達をつくりたい。
・最初は4時間もやるのは、とても長いなと思っていましたが、遊んでいるうちにどんどん時がたってあっという間に終わってしまいました。楽しかったです!
・自分から声をかけて仲良くなることの大切さを学んだ。
・長い時間だと思ったけど楽しくて充実していた。
・みんなで1つのものを創り上げるの楽しかった。
・恥ずかしかったけど達成感味わえて良かった。
・前より人前で話す事の苦手さがなくなった。
・思っていたより堅苦しくなく、良い時間を過ごせた。
・演劇部は表現もすごくて笑ってしまうところも、たくさんあって「さすが!」と思いました。まだ部活も決めていないのですが、今回とても楽しかったので、演劇部も候補に入れたいと思いました。