2014夏WS『リュミエール/メリエス』-2

1日目(26日)のスタッフコメントを紹介します。

<A班>

今日は、リュミエールの『工場の出口』を見て、50秒の中に隠されたなぞをきっかけに推理をしました。”実は工場じゃなくて結婚式場””工場の中にお宝がある”など、今までの映画史の常識を覆すような意見がたくさんとびだし、おもしろかったです。その後は『工場の出口』を実践し、それぞれの役割で頑張っていました。明日は撮影、頑張れA班メンバー!!(n)

<B班>

ふんわりとした雰囲気のメンバーが集まったB班でしたが、KさんとWさんを中心にまとまっていきました。午前中のメインはリュミエールの映画を見て気付いたことを見つけて行く作業でしたが、頑張って発表したので早々にお腹が減るメンバーが続出です。(笑)お昼は美味しそうなお弁当を真剣に食べつつ、妖怪ウォッチの話に花が咲いていました。午後は「工場の出口」の再現ではなくオリジナリティーを混ぜた「学校の休み時間」をイメージした撮影です。それぞれの役割を一生懸命やっていました。その後は個人作品の撮影の準備をしました。撮影は一回きりなのでドキドキですがとても楽しみです!(i)

<C班>

『工場の出口』の映像を見て、大人も気づかないようなところにみんな注目、発見してくれて子どもの観察力はさすがだなーと感心しました。明日は暑い中での撮影ですが、頑張りましょう!(h)

世界で初めて映画を撮ったリュミエールと同じやり方で、素敵な作品をみんなで創りあげることができました!私も世界初の女優さん気分でみんなと楽しく演技できました。(t)

<D班>

D班の子たちは皆とても元気がよく、色々な発想がたくさん飛んできてなかなか話がまとまらないくらいでした。元気が良すぎて、遊び半分になってしまうことも多々ありましたが、暑い中での外での活動を負けずに元気がよく、神社でも公演でも何が作りたい!これがやりたい!とやりたいことがたくさんあるようでした。

<担当より>

2013年にひきつづき行ったリュミエール兄弟の『工場の出口』の再現。

子どもたちははじめての50秒の作品を10回みることで、そこに映っているものを記録し、それを仲間と共有し、発表することで、映画がどのように撮られているのかに想像をはたらかせはじめました。

実際に撮影となると、数時間前に知り合った仲間と、「なにを」「どうやって」、『工場の出口』を再現する50秒の作品をとるのか見当がつかず、戸惑いの顔をみせました。「そうだ『学校の出口』にしよう」、「じゃあボールであそんだり」「先生が出て行ったり」「用務員さんもいるよね」、、、と「工場」を「学校に」置き換えていきました。

最初は「それじゃあみんな(工房から)出てください」とはじまりましたが、「もっとゆっくり時間をかけて、時間をずらして」など、リハーサルを重ねることで、どんな風にしたら映画としてアピールできるか真剣にいろいろな意見がでてきました。最終的には、カメラ担当の子からのアドバイスをいかして監督(たち)が演出を指示し、35mmフィルムで一発勝負の映像撮影に挑みました。

明日撮影するそれぞれの「リュミエール映画」はどうなるでしょう?(m)

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