リュミエール映画に挑戦!3日目-上映会
本日8月26日(月)14時半からいよいよ上映会!
川崎市は小学校が夏休み明けだったので、授業を終えて、昼食を食べてきた子がほとんど。
みんな元気そう!
上映会がはじまります。
講師の昼間行雄さんから「リュミエール映画」にどのように挑戦したのか?
今回はフランスのリュミエール兄弟の『工場の出口』を再現したという話がありました。
みんなのつくった、アートセンターの工房の扉をつかった『工房の入り口』を上映します。
16mmでの撮影もしましたが、現像所で現像中なので、すぐには上映できません。
今日は16mmと一緒に撮影したデジタルカメラの映像を鑑賞しました。
1)『工房の入り口』 50秒/カラー/音声有
2)『工房の入り口』50秒/白黒/音声なし・音楽つき
50秒の作品でしたが、撮影にはほとんど3時間かかったこと。リハーサルを何回もしたこと。
そして撮影の際に、ハプニングが起こりました。
最後の「50秒!」という声で、「カット!」の合図の前にカメラマンがビデオを止めてしまったのです。カメラ担当の子は気づいてカメラをまた動かし始めましたが、画面にいたはずの「扉を閉める男の子」が消えたように見える映像に!!!みているときにみんな「あれっ」と声をあげましたね。
その秘密を昼間さんがおしえてくれました。
「実はこれと同じことがフランスのジョルジュ・メリエスという人にも起こったのです」
リュミエール兄弟の映画をみておもしろいと思ったメリエス。映画をつくり始めました。
街を撮影していたメリエス。機械がこわれてしまい廻していたカメラを止めたことがありました。
そのあとに撮影を再開したのですが、フィルムを現像をして、映像をみてびっくり!
映像にうつっていた「馬車」が一瞬にして「霊柩車」になったのです。(トリック撮影の発見でした!)
とうことで、「リュミエール映画に挑戦!」では思いがけず「メリエスを発見」する
たのしいハプニングがありました。
さて、各班の発表!
A班からE班まで順に上映を進めます。
上映後は自分のつくった映画について説明や制作した感想を話しました。
A班:ポスター 世紀の五作品 たのしいえいが きょうふのえいが
B班:ポスター GOODが輝きます
D班:ポスターはありませんが、チラシがあります。(準備中!)
E班:ポスター 緻密なイラストです。
最後に上映会に参加してくれたスタッフからみんなへのメッセージをいただき、講師の昼間さんから挨拶。
拍手で上映会は終了しました。
さて、最後に今回は映写室の見学を行いました!
フィルムでの撮影があったので、みんな16mmフィルムや35mmフィルムについては1日目に学びました。
さて、35mmフィルムを上映するのはどんな風になるのかな?
班ごとに映写室に入ります!
それぞれの班で見学が終わり、解散となりました。
川崎に「若きリュミエール」が誕生した日でした!
講師の昼間行雄さん、そしてサポートしていただいたスタッフのみなさん、差し入れをしてくださった有福さん。みなさんありがとうございました!