施設概要

3つの空間の有機的リンク

[アルテリオ小劇場]や工房などの“演劇のための空間”、[アルテリオ映像館]や映像編集室、録音室などの“映像のための空間”、そしてアートカフェやワークショップを行う[コラボレーションスペース]や研修室などの“フレキシブル空間”の3つは、それぞれが独立した空間として、“芸術を創る”“芸術を育てる”“芸術を楽しむ”機能を発揮するとともに、全体を一つの空間として連動させていきます。

※アルテリオとはイタリア語で芸術を意味する「アルテ(arte)」とスペイン語で百合を意味する「リリオ(lirio)」を合わせた造語です。

各部屋をクリックして頂くと詳細をご覧になれます。

1F

2F

3F

1F

楽屋

パーテーションによる間仕切りで、大きさの異なる3タイプの部屋になる機能的な楽屋です。

工房

舞台装置、イベント美術や小道具の制作のほか、ワークショップ、舞台稽古等など作品制作をサポートする多目的スペースです。

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2F

メインエントランス

チケットカウンターや親子でご来館頂けるように授乳室も完備。また故・今村昌平氏がカンヌ国際映画祭で受賞したパルム・ドールのトロフィーも展示されています。

故・今村昌平氏
「カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞トロフィー」展示コーナー

メインエントランスに、故・今村昌平氏がカンヌ国際映画祭で受賞した、2つのパルム・ドール受賞トロフィーの展示コーナーを設置します。平成18年(2006年)5月に急逝した今村昌平氏は、「カンヌ国際映画祭」で2度グランプリ(パルム・ドール)を受賞した日本を代表する映画監督で、川崎市麻生区にある日本映画学校の創始者でもあります。平成9年(1997年)には川崎市文化賞を受賞するなど、川崎市とは密接な関係にありました。また、新百合ケ丘駅周辺地域を会場として毎年実施している「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、ゲストとして積極的に参加していただきました。

こうした背景を踏まえ、川崎市にゆかりのある今村昌平監督の功績を末永く顕彰し、日本の映画史上においても非常に価値のある2つの受賞トロフィーを川崎市アートセンターで展示することになりました。

展示されているもの

  • 第36回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞トロフィー(受賞作品「楢山節考」 寄託:東映株式会社)
  • 第50回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞トロフィー(受賞作品「うなぎ」  寄託:今村プロダクション株式会社)
  • (写真提供:東映株式会社)

アルテリオ小劇場

劇場は小規模ながら広さ十分の舞台と見やすさを追求した客席をもち、俳優と観客が一体になれる理想的な空間です。

古典からコンテンポラリーにまで対応する可動舞台

客席の前列4列を可動式とし、演目、演出によって、舞台や客席を最もふさわしい形に設定できます。また、コンテンポラリーダンス等に適した、客席と舞台の境界線のないオープン形式の空間をつくることも可能です。

プロフェッショナル仕様の最新機材を備えた舞台機構

「観劇を通して感性を磨く芸術鑑賞から自分も参加できる舞台芸術まで」を提供できるよう細部にまでこだわって造られた劇場です。最新の音響、照明設備を完備し、古典芸能からメディアアート作品まで、多様なジャンルの舞台芸術に対応できる機能を持つとともに、プロから初めて舞台に触れる方まで、あらゆる方に使って頂けるように配慮された設計となっています。

  • 舞台間口 11.45m
  • 舞台部分の天井までの高さ 8.5m
  • 舞台奥行 6.370m(固定舞台部分)~11.670m(固定舞台+可動舞台)
  • 客席数:195席(最大214席 車椅子席2席を含む)

アルテリオ映像館

映像ホールは、映画館と同等の映画上映に最適な映像・音響環境を持つ劇場です。歴史的に重要な映画資産の活用から新作の公開、ユニバーサルで多様な映画・映像上映と制作を視野に入れた、画期的な機能を備えています。

名作もよみがえる35mm映写設備

映画誕生から今年で 112年。映画史に残る名作を、当時のサイレントスピードやフルフレームで上映できるよう特殊な35mm映写設備を備えています。

デジタル・シネマも4K高画質の上映設備

デジタル・シネマ(Dシネマ)に対応する、4K(2Kデジタルシネマの4倍の高精細密度)のシネマ用プロジェクターを備えています。圧倒的な4K高画質の上映設備により、家庭では味わえない映画鑑賞の醍醐味を市民に体感していただくことが できます。

映画制作にも寄与するオールミックススタジオ機能

「最良の映画館は、映画制作に寄与する施設となる」という基本設計指針を掲げ、映写室と客席を繋ぐ多様な信号回線や高い音響性能など、様々な工夫を施しています。映像館全体をスタジオとして、映画の最終仕上げのミキシングを行なうことができます。
昨今、多く見られるデスクトップコンピュータで作品を仕上げるのではなく、映像館の大きな空間で制作することにより、ダイナミックで繊細な映画作りができます。
「作ること、そして見て検証することができる映像館」という日本で初めてのコンセプトを持った映画館です。

日本でも例をみないバリアフリー上映・ガイド制作の専用設備も

映画を楽しむための障害をとりのぞき、「だれもが映画を楽しむ」ためのバリアフリー上映と制作の専門施設(字幕同期システム)を備えています。
KAWASAKIしんゆり映画祭で取り組んできた「目の不自由な方への副音声のイヤホーンガイド付き上映(ライブでのガイドや吹き替えを含む音声収録ガイド)」や「耳の不自由な方への字幕付き上映」を行うことができます。
また、上映だけでなく、副音声ガイド制作や字幕制作も可能な録音室、編集室も設置。「だれでも@シネマ(バリアフリー上映)」のトータルな取り組みにより、目や耳の不自由な方、外国の方々等、さまざまな方に映画を楽しんでいただける、日本で初めてのコンセプトを持った映画館です。

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3F

コラボレーションスペース

アートセンターに集うすべての人のためのオープンスペース。ゆったりとした雰囲気の中で、作品をより楽しんで頂くためのトークショーや、こどものためのワークショップ等を実施していきます。またその一角には新しいスタイルのカフェ“café arte”(カフェ・アルテ)もOPEN。地域の人々やアーティストを招いて、ちいさなイベントや講座などを行っていきます。

映像編集室

ノンリニア映像編集システム(3組設置、うち1組はワゴン卓形式)を備えた映像の編集ができる施設です。映像編集作業の中級者から上級者向けの設備です。

録音室

ナレーションなどの収録に最適なデジタルミキシングシステムを備えた施設です。防音仕様の収音室と調整室に分かれています。

研修室

小規模の研修や打合せ(定員6名)、また、控室や作業スペースとしてもご利用頂けます。

名称 川崎市アートセンター 
住所 〒215-0004 川崎市麻生区万福寺6-7-1
構造 鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て
敷地面積 2,138m2
延べ床面積 1,912.19m2
施設内容 劇場195席(最大214席)、楽屋、映像ホール(客席113席)、映像編集室、 録音室、工房、研修室ほか
開設 平成19年(2007年)10月31日


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